【創造】知識創造プロセス


綾小路きみまろの小話には、いつも共感します。常々、忘れないようにとメモをとるのですが、とったメモがどこにあるかを忘れてしまうわけで、なんとかこれを切り抜ける方法を、いろいろ考えてみました。

わたしの場合、無意識に「図解」という形でイメージ化することで、いろいろな物事を理解しようとしてきました。「図解」というのは、面白いもので、それは数式を解くことによく似ています。図にした際、ふと俯瞰すると、バランスがよく見えます。おさまりが悪い時には、どこかに見落としがある、などということもしばしばありました。

 

しかし、理解はできても、「忘れる」そして「思い出す」ということには、どうもうまく対応できません。そこで、このサイクルを「知識創造*1」の概念に照らし合わせ、考えてみたわけです。

「みつける=表出化」、「わかる=連結化」とし、「考える」を中心に据えてみました。

 

「忘れる」というのは、暗黙知として「内面化」すること、「思い出す」ということを、形式知として「共同化」すると、おさまりがいいようです。また、内面化された暗黙知は、「イメージ*2」で思い出すのが最適です。何かを「みつけた」ならば、これを「わかる」ために図式化し、理解を深めるべく、第三者に説明。そして「忘れる」ために、「一覧性」の高い「イメージ」に置き換えることで、素早く「思い出す」ことが可能になってくるわけです。

 

「忘れる」(思考停止)ことで、思考の空間を作り新たな発想を試みることができます。時として「一覧図」を鳥瞰し、脳内のメモリー上に展開し「思い出す」。このようなサイクルを繰り返すことにより、新たな発想と発見が生まれるのではないでしょうか。