いろいろな事柄をまとめるに当たって、先人の残した資料や著書を読み解き、社会でのニュースを聞き込み、真実や哲学を知ることで、より分かりやすい一覧図を作成することができます。情報を集めることでなく、情報をいかに捨てるかが重要なポイントとなります。

図解のための心構え

実際に作成する前に、読む必要がある本を取り上げてみました。この他にも、参考となる本がたくさんありますが、自分の中によどみなく入ってくる本が最適な本といえるのかもしれません。是非探してみてください。


「考える」ということを考えてみる

●考えるとはいうことはどういうことか

過剰な情報が溢れる現代社会で、自由に考え、新しい価値を生み出すためにはどうしたら良いのか

外山滋比古著(筑摩書房1986)

●「わかる」とは何か

私たちはどんなときに「わかった!」と言うのだろうか。いったい「何が」わかるのか。人間的理解とは何かを考える

長尾真著(岩波新書2001)

●知的創造のヒント

忘却の方法論の必要性とはなにか。忘却の効用、雑談のすすめ、メモをとる是非や本の読み方の実践法を紹介。

外山滋比古著(筑摩書房2008)

●自分で考える技術―新哲学入門for現代人

思考の達人とは考える技術を伝えようとした人たち。思考の活発化のための心得 

鷲田小彌太著(PHP文庫1998)






図解デザインの実技参考図書

一覧図を作成した際に、読み込んだ本です。一覧図を横に置き読み直すと、面白いほどいろいろな出来事が蘇ってきます。